北海道ではジンギスカン鍋又はホットプレートで食べる人が多いようです。
北海道の内陸部では、肉をたれに漬込んであり、沿岸部や都市部では、焼いた後にたれをつけて食べる。または、その両方と地域によって食べ方が違います。日乃出のジンギスカンはたれに漬込んであるタイプです。袋から出して、野菜などと一緒に焼くだけで美味しくいただけます。
<ジンギスカン鍋で美味しく食べるコツ>
●ジンギスカン鍋で食べる際は十分に鍋が熱くなりましたら、野菜をまわりの溝にのせます。
●そして味の染みた羊肉をジンギスカン鍋の中央にのせて焼きます。この時、肉と野菜を混ぜないで焼くのが美味しく食べるコツです。
鍋中央で肉を焼きその焼き汁によって野菜やうどんに味が付きます(煮込みます)。
●この「焼く・煮る」を一つの鍋で同時に行うことができるジンギスカンは、北海道の生活の知恵からうまれた合理的な食べ物なのです。
<ホットプレートで美味しく食べるコツ>
●厚手の台(冊子など)にホットプレートの片側の足をのせて傾け
ます。高い方で肉を焼き、低いほうで野菜やうどんを煮ます。
こうするとホットプレートでも「肉は焼いて、野菜は煮る」ことが出来ます。
まずは定番野菜
・もやし、玉ねぎ、ピーマン、かぼちゃ、キャベツ、にらなどですが、北海道では春先の山菜の行者ニンニク(これを食べるために春にジンギスカンをする家
庭が増えるほどです)がおすすめです。
他にもベストマッチな野菜
・グリーンアスパラ、茄子、ジャガイモ、白菜、トウモロコシ等その季節にあるものをいろいろ楽しんでいます。
〆の食材
・北海道では、ジンギスカン鍋、ホットプレート、フライパンでジンギスカンを焼くときに、にうどんや蒸し麺(焼きそば麺)を加えて味をしみこませて
食べることが多いです。
外のBBQ等の網焼きの場合、焼きおにぎりを作り、そこにたれをからめて少し焦げ目ができるように中までしっかり火を入れてからいただきます。
香ばしい香りがたまりません。
変わり種
・ジンギスカンをと一緒にホルモンを焼いて食べるご家庭もあります。北海道の一部地域では、ホルジンと言ってとても古くから愛されている逸品です。
ジンギスカンのから揚げ
北海道では比較的ポピュラーな食べ方です
①味付きジンギスカンのたれをザルなどで汁を切ります。余分な水分がないほうがカリンと仕上がります。
その時の汁はもったいないのでとっておきましょう。改めて鶏肉を漬込んでザンギにしたり、野菜炒めのタレとしても使えます。
②衣は家庭によって違いますが
Aの家庭 卵を絡めて片栗粉をまぶし180℃の油で3~5分揚げます
Bの家庭 小麦粉と片栗粉を1:1で混ぜ合わせ肉にまぶして180℃の油で3~5分揚げます。
Cの家庭 片栗粉のみをお肉にまぶし180℃の油で3~5分揚げます。
③あつあつのうちに美味しくいただきましょう。
ジンギスカンカレー
羊肉が苦手な人もいけちゃいます
①こちらも味付きジンギスカンのたれをザルなどで汁を切ります。このタレも鶏肉を漬込んでザンギにしたり、野菜炒めのタレとしても使えます。
②普通にカレーを作るように鍋に油をひいて野菜とジンギスカンを炒めます。
③水を入れ灰汁をとりながら煮込み。
④カレー粉(市販)をお好みの量を入れ仕上げます。
ジンギスカンのたれで豚ホルモン焼うどん
先ほど余ったジンギスカンのたれで焼うどん
①人参、Pマン、玉ねぎ等お好みの野菜と塩ホルモン(市販のもの)をフライパンに油をひいて火を通します。この時、塩ホルモンにしっかり火を通しましょう。
②野菜とホルモンに火が通ったらうどんを入れます。
③ジンギスカンのたれを入れ味を見てお水を加えたりし煮込みます。
④うどんをごはんに変えてチャーハンにする方もいらっしゃいます。
塩ホルモンでキムチ鍋
日乃出の塩ホルモン(もしくはにんにくホルモン)と市販のキムチの漬物で簡単お鍋
①冷蔵庫にある野菜等お好みの野菜を切って準備し、豆腐なども美味しくいただけます。〆のラーメン等も硬めにゆでて油を絡めておきます。
②鍋にキムチの漬物に水、鶏がらスープの素、味噌、ごま油などを入れ味を調え沸騰したらホルモンを加えます。
③火が通ったら野菜を加え加熱したら完成です。〆にはラーメンがおすすめです。または、ごはんに卵をとじてぞうすいで。